整形外科 脊椎・脊髄班

脊髄腫瘍

脊髄腫瘍脊髄腫瘍について

当診療班ではこれまで通算 2,500例以上(1968年以降)の手術実績を有しており、中村雅也教授と名越慈人講師・辻収彦講師・尾崎正大助教により年間約100例の手術を行っており近年はさらに増加の一途をたどっています。

 

脊髄円錐部腫瘍では下肢痛やしびれで発症することが多く、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症と誤診されることもあります。また上位胸髄病変による胸部痛、中下位胸髄病変による側腹部痛などの症状で他の内科的疾患がまず疑われ、診断に至るまでに時間を要することもしばしばあります。

 

近年では画像診断法の進歩により、脊椎・脊髄疾患領域においては非侵襲性かつ迅速な画像診断が可能となっています。一般に単純X線検査、CT 検査、MRI 検査、更には脊髄造影検査や各種核医学検査、PET なども施行されます。特に造影剤を用いた MRI は腫瘍の局在などの詳細な情報が得られ、臨床上、不可欠な検査となっております。

 

中枢神経である脊髄は、ある一定以上の障害を受けてしまうと、いくら手術をしても二度と元の状態には戻れなくなります。つまり、脊髄には決して超えてはならない一線が存在します。

脊髄腫瘍を専門とする医師の紹介

近年では他県や他大学から紹介される患者数も増えてきております。これは脊髄疾患が非常に繊細な手術手技を要し、手術に伴う危険性が高いために、限られた施設へ紹介される傾向にあるためです。また時にはセカンドオピニオン含め多くの患者さんをご紹介頂いており、脊髄腫瘍に対する高度な治療技術を提供することを目的として日々診療に取り組んでおります。

慶應義塾大学病院 整形外科
講師

名越 慈人

慶應義塾大学病院 整形外科
助教

尾崎 正大

慶應義塾大学病院 整形外科
助教

大久保 寿樹